開催日時: | 令和6年9月10日(火)10:30~17:00 |
---|---|
開催場所: | 上池袋第1まちづくりセンター |
令和6年9月10(火)、豊島区「上池袋第1まちづくりセンター」にて実地演習を開催しました。折からの好天気で、残暑厳しい中、東京会会員のほか、協定締結先自治体職員、他県士協会の会員、併せて60名(講師含む)もの多くの方にご参加いただきました。
今回は令和6年1月1日に発災した能登半島地震の住家被害認定調査に行かれた方も研修会に参加していただいておりました。
実地研修では、鉄骨造2階建の同センターを木造2階建の住宅と想定し、家屋内の各部位の被害については損傷程度の例示の写真及び説明文を紙で貼り、家屋外の各部位の被害については損傷を記入した立面図、屋根伏図を提示の上、損傷を想定しました。
午前中は演習会場に近い座学会場にて、演習の進め方、現地調査の手順について1時間程度説明しました。
午後からは実際に建物を見て間取り図を作成、調査票を記入して被害の判定をする、という住家被害認定調査現場での具体的な動きを体験していただきました。
実地演習は3回目の開催となります。直近での令和6年能登半島地震での経験談を始め実際の実務での話などもあり、知識だけでなく学びを深める良い機会となりました。
受講者アンケートでは、体験型の研修は貴重な経験になったとか、実際に支援に行かれた方が教えてくださり、理解しやすかった等のお声をいただきました。一方で説明について分かりにくかった率は1割程度であり、分かりやすい非常に分かりやすい率は7割程度でありました。前回よりも改善していますが、今後は説明の仕方や内容等を工夫するなどより充実した研修になるよう努めてまいりたいと思います。