開催日: | 令和6年2月13日(火)、15日(木)、17日(土) |
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開催場所: | 立教新座高等学校 教室 |
対象: | 1年生(324名) |
不動産教室推進委員会では、3日間にわたり立教新座高校の1年生全8クラスの家庭科の授業にて不動産教室を開催しました。
内容は50分の授業の前半で 「新生活に向けてお部屋(不動産)を探し、契約する」をテーマとし、大学を卒業し、新社会人になる時に自立して生活するためにお部屋を探すという設定で、インターネットでの検索、現地の確認、申込から契約手続き、引越して暮らし始めるまでの流れを説明しました。
高校1年生ではまだ一人暮らしをするという実感はないようですが、成年年齢が18歳となったこともあり、責任をもって契約行為を行わなければならないことを理解してもらえたようです。
後半では、「利回りとリスクプレミアム」をテーマとして、不動産鑑定士の資格の紹介から始まり、その後、投資における利回りとリスクプレミアムとの関係について解説を行いました。具体例として不動産物件と株式の利回りを比較し、リスクとリターンの具体例を示してどちらを選択するか、不動産の利回りを向上させるためにはどうすればよいか等、生徒自身に考えさせるような投げかけも行いました。
各授業の残りの時間では、講師に対して「今までで一番大変だった案件はなにか」といった質問も飛び出したほか、授業後に実施したアンケートでも生徒からの感想として「とても良かった」「良かった」という回答が多くみられ、不動産について、不動産鑑定士について、もっと知りたいとの感想も寄せられました。また、先生方からも、分かり易い内容で来年も是非お願いしたい、中学校でも授業を実施できないか、との提案を頂きました。
当会では引き続き、小学生、中学生、高校生、大学生に向けた活動を展開してまいります。
森山 秀順 委員
小熊 忍 副委員長
岩指 良和 専門委員