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活動報告

一般社団法人宮城県不動産鑑定士協会主催「住家被害認定調査研修会」講師派遣報告

開催日: 令和元年8月30日(金)
場 所: TKPガーデンシティ仙台勾当台

 一般社団法人宮城県不動産鑑定士協会主催「住家被害認定調査研修会」に、当協会より佐藤麗司朗会長兼相談事業委員長を派遣しました。
 この研修会は、当協会が作成した教材をベースに宮城県士協会が中心となって行われました。当協会の佐藤会長より、各被災地の現場における活動報告が行われた他、住家被害認定調査の制度的背景と概要、住家被害認定調査にあたっての基本的事項、第一次調査・第二次調査と調査票の記載方法について講義が行われ、当協会が作成したビデオ教材も使用されました。
 今回の研修には、宮城県庁職員および宮城県市町村職員54名、不動産鑑定士31名の計85名の方にご参加いただきました。また、本研修会翌週に、講師の佐藤会長が当協会末原伸隆相談事業副委員長、研修会講師を務めた宮城県士協会佐藤紀彦副会長とともに、令和元年8月の前線に伴う大雨の被災地支援のため、佐賀県杵島郡大町町に現地入りをしております。
 当協会では平成28年熊本地震に際し、南阿蘇村の被災地に対して住家被害認定調査等に関する支援活動を行った他、大阪北部地震および平成30年7月豪雨、平成30年北海道胆振東部地震でも被災地にて同様の支援活動を行っており、今後も首都直下型地震・南海トラフ巨大地震等の大規模災害に備えて、会員の住家被害認定調査研修受講者を増やすとともに、全国の不動産鑑定士に対して「国民目線に立った社会的使命」としての取り組みを広げていく他、日本不動産鑑定士協会連合会と連携して自治体に対しても研修や協定締結を通じ、住家被害認定調査について不動産鑑定士がどのように社会に貢献できるかを伝えるべく、活動を続けてまいります。

佐藤麗司朗会長による講義

会場の様子

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