北陸不動産鑑定士協会連合会研修会「住家被害認定調査等研修会」講師派遣報告

 北陸不動産鑑定士協会連合会研修会「住家被害認定調査等研修会」に、当協会より末原伸隆相談事業副委員長と長谷川玄相談事業委員を講師として派遣しました。
 当協会では大阪北部地震および平成３０年７月豪雨、平成３０年北海道胆振東部地震の被災地に対して住家被害認定調査等に関する支援活動を行っており、また、平成２８年熊本地震に際しては、南阿蘇村で同様の支援活動を行ってまいりました。本研修会では、平成２８年熊本地震において被災した家屋の映像などを交え、現地での体験を中心に講義を行いました。
 本研修会は中国不動産鑑定士協会連合会研修会と同日開催となりました。中国会では昨年も当協会から講師を派遣し、住家被害認定調査の応用的研修が開催されましたが、当協会「秋の講演会」と日程が重なり、吉村真行会長が参加できなかったため、本年は中国会研修会へ参加し、北陸会研修会にはビデオレターでご挨拶をさせていただきました。
 本研修会では、新潟県士協会会員４１名、富山県士協会会員１６名、石川県士協会会員１６名、福井県士協会会員９名にご参加いただき、講師２名と合わせて計８４名参加となりました。
 当協会は全国各地で未曽有の自然災害が相次いでいることを受け、被災地で速やかに支援活動を行うための実践的なレクチャーを行う他、今後も首都直下型地震・南海トラフ巨大地震等の大規模災害に備えて、会員の住家被害認定調査研修受講者を増やすとともに、全国の不動産鑑定士に対して「国民目線に立った社会的使命」としての取り組みを広げるべく、活動を続けてまいります。