開催日時: | 令和3年8月24日(火)15:00~17:00 |
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開催方法: | Zoomウェビナーによるオンラインライブ配信 |
このたび災害対策支援委員会において、特別研修会「流域治水、安全なまちづくりに関する法改正について」を開催しました。
今回の研修では、国土交通省より講師をお招きし、流域治水関連法や都市再生特別措置法等の改正について、詳しくご解説いただきました。これらの法改正は、浸水被害防止区域内における開発行為の制限や、市街地調整区域の浸水ハザードエリアにおける規制強化等、今後の不動産価格に影響を与えると考えられ、不動産鑑定士の業務に深く関連しています。今回の研修は、重要な法改正について知識を深めるとともに、自然災害が毎年のように多発している我が国において、治水対策、まちづくり等を通じて、国土と国民の命を如何にして守るのか、講師と受講者との闊達な意見交換のもと、共に考える貴重な機会となりました。
当日は、当会会員の不動産鑑定士、当会と「災害時における住家被害認定調査等に関する協定」を締結している自治体職員の方々にもご参加をいただき、受講者は合計168名となりました。
引き続き当委員会では、不動産鑑定士にとって有益かつ、不動産鑑定士の社会的使命の1つである災害対策支援活動について周知できるような研修会の企画・開催に努めてまいります。
佐藤麗司朗会長による挨拶
質疑進行を務めた末原伸隆災害対策支援委員長(左)、司会の土井小咲委員(右)
第一部「流域治水関連法の改正について」講師:国土交通省 水管理・国土保全局 水政課 水政企画官 堀 洋一郎 様
第二部「都市再生特別措置法等の改正について」講師:国土交通省 都市局 都市計画課 都市機能誘導調整室長 川端 達史 様