開催日: | 令和元年12月2日(月) |
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場 所: | 岐阜県関市役所 会議室 |
岐阜県関市より、住家被害認定調査等研修会への講師派遣依頼をいただき、当士協会より佐藤麗司朗会長兼相談事業委員長と末原伸隆相談事業副委員長を講師として派遣しました。
岐阜県関市では、昨年の平成30年7月豪雨で津保川の大規模な氾濫が発生し、上之保、武儀及び富野地域を中心に、広範な被害をもたらしました。特に、家屋の被害は、床下浸水から全壊家屋までを合わせて約1,200棟にも及びました。今回の研修では、水害における住家の被害認定調査を中心に、平成28年熊本地震において被災した家屋の映像などを交え、現地での体験を中心に地震についても講義を行い、岐阜県関市および近隣の市の職員計36名の方にご参加いただきました。研修に参加された方からは、大変わかりやすい研修内容であったと好評をいただきました。
また、研修終了後には、講師と山下清司関市副市長で会談を行いました。
当士協会では平成28年熊本地震以降、全国の被災地にて住家被害認定調査に関する支援活動を行っており、今後も首都直下型地震・南海トラフ巨大地震等の大規模災害に備えて、会員の住家被害認定調査研修受講者を増やすとともに、全国の不動産鑑定士に対して「国民目線に立った社会的使命」としての取り組みを広げていくほか、日本不動産鑑定士協会連合会と連携して自治体に対しても研修や協定締結を通じ、住家被害認定調査について不動産鑑定士がどのように社会に貢献できるかを伝えるべく、活動を続けてまいります。
講義を行う佐藤麗司朗会長
講義を行う末原伸隆相談事業副委員長
山下清司関市副市長(中央)と会談を行う佐藤麗司朗会長(左隣)と末原伸隆相談事業副委員長(右隣)