港区立港南小学校夏期講座「夏休み港南クラブ」参加報告

　広報委員会では、当会が所在する港区の港南小学校において、「じぶんの家について知ろう！」と題した夏期講座を担当いたしました。

　昨年は5・6年生を対象として講座を実施しましたが、今年は1・2年生を対象とし、1年生20名、2年生33名、合計53名と多くの児童にご参加いただきました。

　港南小学校では、7月に1年生全員（約230名）と6年生全員（約200名）を対象とした「不動産教室」を実施しており、今回の夏期講座では、グループワークも取り入れる等、より深く発展的に不動産について学ぶことができる内容としました。

　授業は、「ふどうさんってなんだろう？」という説明からスタートし、その後は5、6名のグループに分かれ、写真カードを使用し、実際にどれが不動産か・不動産ではないのか、また、なぜそれが不動産なのか・不動産ではないのか、ということを、不動産鑑定士と児童たちがいっしょに考え、話し合う時間を設けました。

　続いて、「ふどうさんのねだん」についての講義を行うとともに、実際に児童たちにも、相続税路線価図を見ながら電卓を使用して土地の値段の計算を行ってもらい、不動産の値段がどのように決まるのか、理解を深めてもらう授業となりました。

　グループワークでは、楽しみながら写真カードを選んだり、熱心に電卓で計算を行うなど、積極的に授業に参加する児童の姿が見られました。

　当会では引き続き、小学生に向けた教育普及活動にも積極的に取り組んでまいります。

樫野匡彦委員長（左）による挨拶

授業を行う木下典子副委員長（左）と小川樹恵子委員（右）

グループワークの様子（金塚麻実委員（左上）、遠山雄大委員（右上）、佐藤俊夫委員（左下）、栗原邦広委員（右下））