一般社団法人山梨県不動産鑑定士協会「住家被害認定調査等に関する研修会」講師派遣報告

 一般社団法人山梨県不動産鑑定士協会主催「住家被害認定調査等に関する研修会」に、当協会より佐藤麗司朗相談事業委員長と南川しのぶ相談事業専門委員を講師として派遣しました。
 当協会では大阪北部地震および平成３０年７月豪雨の被災地に対して住家被害認定調査等に関する支援活動を行っております。また、平成２８年熊本地震に際しては、南阿蘇村で同様の支援活動を行ってまいりました。本研修会では直近の支援活動報告をはじめ、平成２８年熊本地震において被災した家屋の映像などを交え、現地での体験を中心に講義を行いました。
 本研修会では、山梨県士協会会員２３名中２０名の方にご参加いただき、関心の高さが伺えました。また、本研修会後、講師の佐藤麗司朗相談事業委員長が末原伸隆相談事業副委員長とともに、平成３０年北海道胆振東部地震の被災地支援のため、現地入りをして公益社団法人北海道不動産鑑定士協会とともに北広島市、日高町において支援活動を開始しております。
 当協会は全国各地で未曽有の自然災害が相次いでいることを受け、被災地で速やかに支援活動を行うための実践的なレクチャーを行う他、今後も首都直下型地震・南海トラフ巨大地震等の大規模災害に備えて、会員の住家被害認定調査研修受講者を増やすとともに、全国の不動産鑑定士に対して「国民目線に立った社会的使命」としての取り組みを広げるべく、活動を続けてまいります。

一般社団法人山梨県不動産鑑定士協会小川和彦会長による挨拶

当協会吉村真行会長による挨拶

佐藤麗司朗相談事業委員長による講義

南川しのぶ相談事業専門委員による講義

研修会場の様子