近畿不動産鑑定士協会連合会　緊急研修会　講師派遣報告

 近畿不動産鑑定士協会連合会主催の緊急研修会「住家被害認定調査等緊急研修会」に、当協会より佐藤麗司朗相談事業委員長と末原伸隆相談事業副委員長を講師として派遣しました。当協会では大阪北部地震に際し、特に被害の大きかった大阪府茨木市に対して、近畿不動産鑑定士協会連合会および公益社団法人大阪府不動産鑑定士協会と連携し、罹災証明書の発行に必要な住家被害認定調査等に関する支援活動を行っておりますが、今回は、受講者が翌日以降すぐに住家被害認定調査の２次調査を行えるよう、実践的なレクチャーを行いました。
 当日は不動産鑑定士１５５名（近畿不動産鑑定士協会連合会会員並びに平成３０年７月豪雨を受け被災された地域の県士協会会員）が参加した他、茨木市職員４名にもご参加いただきました。
 当協会はこのところ相次いでいる災害に対して、被災地ですぐに支援活動を行うための実践的なレクチャーを行う他、今後も首都直下型地震・南海トラフ巨大地震等の大規模災害に備えて、会員の住家被害認定調査研修受講者を増やすとともに、全国の不動産鑑定士に対して「国民目線に立った社会的使命」としての取り組みを広げるべく、活動を続けてまいります。

近畿不動産鑑定士協会連合会西川和孝会長による挨拶

当協会吉村真行会長による挨拶

佐藤麗司朗相談業委員長による講義

末原伸隆相談事業副委員長による講義