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活動報告

「住家被害認定調査等研修会 実地演習」開催報告

開催日時: 令和6年3月8日(金)10:30~17:00
開催場所: 上池袋第一まちづくりセンター

 令和6年3月8日(金)、豊島区「上池袋第1まちづくりセンター」にて実地演習を開催しました。朝から雪が降るあいにくのお天気でしたが、東京会会員のほか、協定締結先自治体職員、神奈川会、埼玉会、千葉会の会員、併せて56名(講師含む)もの多くの方にご参加いただきました。

 実地研修では、鉄骨造2階建の同センターを木造2階建の住宅と想定し、家屋内の各部位の被害については損傷程度の例示の写真及び説明文を紙で貼り、家屋外の各部位の被害については損傷を記入した立面図、屋根伏図を提示の上、損傷を想定しました。

 午前中は演習会場に近い座学会場にて、演習の進め方、現地調査の手順について1時間程度説明しました。

 午後からは実際に建物を見て間取り図を作成、調査票を記入して被害の判定をする、という住家被害認定調査現場での具体的な動きを体験していただきました。

 実地演習は2回目の開催となりますが、今回は東京会の研修のほかに、一般社団法人東京都建築士事務所協会の井出 幸子 様から災害に強い住まいづくりについてのプレゼン、大正大学地域構想研究所の佐藤 和彦 様から講評および能登半島地震の災害対応についてのご報告をいただき、災害についての知識をより深める機会となりました。

 受講者アンケートでは、体験型の研修は貴重な経験になったとのお声を多数いただきました。一方で難しかったとのお声もいただきましたので、今後は説明の仕方を工夫するなどより充実した研修になるよう努めてまいりたいと思います。

研修会の様子①

研修会の様子②

大正大学地域構想研究所 佐藤 和彦 様

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